
日本でApple Payを使っているけど、海外でも同じように使えるのか疑問に思っている方も多いかも知れません。
Apple Payは海外でも使えるのか、どのように使うのかをそれぞれ解説していきます。
海外旅行や海外出張を快適に過ごすために、この記事が役立てば嬉しく思います!
目次
Apple Payを海外で利用できる場合と出来ない場合をそれぞれ紹介!
まずはApple Payが海外でも利用できるのかを解説していきます。
Apple Payは海外で利用できる場合と利用できない場合があるので、旅行中や出張中にApple Payを使いたい人はこの章の内容をしっかりとチェックしておきましょう!
Apple Payは基本的には海外でも問題なく使えます!
日本でのApple Pay決済と同様に、iPhone7以降の機種であれば海外でも問題なく買い物をすることが出来ます。
ただし、iPhone6s以前の機種や初代のApple Watchは海外での買い物に対応していないので、その点にはご注意下さい。
日本の電子マネーは独自の進化を遂げており、日本で登録したApple Payは、以前は海外では利用することが出来ませんでした…。
しかし、日本で利用しているApple Payを海外でも利用したいという声に伴い、iPhone7以降の機種ではApple Payを海外でも使用出来るようになったのです。
日本でApple Payを利用するのと同じ感覚で、海外でもキャッシュレスで買い物出来るのは非常に便利ですよね!
ですが、iPhone7以降の機種でもApple Payが利用できないケースもあるので、次の章の内容をしっかり確認しておきましょう。
ただしVisaカードやSuicaマネーは海外では使えません…
- Visaカードを登録している場合
- Suicaでの決済
- MasterCard、JCBカード、アメックスの一部提携カードを登録している場合
iPhone7以降の機種でも、以上の3つのケースでは海外でApple Payを利用することが出来ません。
Visaは独自の決済方式の普及を目指しているので、2019年6月時点では海外でのApple Pay決済に対応していません。
Suicaは日本独自の電子マネーなので、海外で利用することは出来ませんし、将来的に対応する可能性も低いと思います。
MasterCard、JCBカード、アメックスでのApple Pay決済の可否を判別する方法については、次の章で解説していきますね。
Apple Payを海外で使うためのクレジットカード判別方法
- Walletアプリを開く
- カードの右下に表示されている『i』ボタンを押す
- デバイスアカウント番号の欄にブランド名とロゴが出ていることを確認する
以上の流れで、登録したカードが海外でも使えるかを判別することが出来ます。
海外でも使えるカードであれば、デバイス番号の欄に『MasterCard』『American Express』『JCB』というブランド名が表示されるはずです。
もしもブランド名が表示されない場合には、別のクレジットカードを登録して確認してみましょう。
ブランド名が表示されるカードであれば、海外でもそのままスマホ払いをすることが出来ますよ!
Apple Payの海外での使い方を解説します!
- レジにNFC決済マークがあることを確認する
- 店員さんに『Apple Pay払いでお願いします(Can I use Apple Pay?)』と伝える
- 読み取り機にスマホをかざして支払いをする
海外Apple Payを使う場合には以上の流れで決済を行いましょう。
Apple Payに海外対応のクレジットカードが登録されていれば、特に設定をしなくても、そのまま決済できます。
日本の場合にはiDにしか対応していないお店やQUICPayでしか支払いが出来ないお店もありましたが、海外の場合はNFC決済マークさえ表示されていれば全てApple Payが使えます。
また、日本の場合では『Apple Payでお願いします。』では店員さんに伝わらない可能性があり、『QUICPayでお願いします。』などと決済方法を伝える必要がありました。
海外の場合は、MasterCardでもJCBでもアメックスでも、『Can I use Apple Pay?』で大丈夫なので、その点は安心ですよね。
Apple Payが対応している国や地域
地域 | 国 |
---|---|
アジア太平洋地域 | オーストラリア、カザフスタン、中国本土、ニュージーランド、香港、シンガポール、日本、台湾 |
ヨーロッパ | オーストリア、ベルギー、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、グリーンランド、ガーンジー、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、マン島、イタリア、ジャージー、ルクセンブルグ、モナコ、ノルウェー、ポーランド、ロシア、サンマリノ、スペイン、スウェーデン、スイス、ウクライナ、英国、バチカン市国 |
中南米、カリブ | ブラジル |
中東 | サウジアラビア、アラブ首長国連邦 |
北米 | カナダ、米国 |
出典:Apple公式サイト
Apple Payが対応している国や地域を一覧でまとめました。これらの国や地域を訪れる際には、ぜひApple Payを使ってみてくださいね。
対応している国や地域はどんどん増えているので、最新情報はApple公式サイトをチェックしておきましょう。
海外でApple Pay決済ができるおすすめクレジットカードを紹介!
カード名 | ブランド | おすすめポイント |
---|---|---|
楽天カード | MasterCard | 還元率が高い |
dカード | MasterCard | 還元率が高い |
JCBカードW | JCB | Amazon利用でポイント4倍 |
オリコカード | JCB | 還元率が高い |
アメリカン・エキスプレス・カード | AMEX | 優待特典が充実している |
では最後に、海外でApple Pay決済が出来るおすすめのクレジットカードを紹介します。
今使っているカードが海外でのApple Pay決済に対応していない場合や、もっと還元率が高いカードを探している人は、こちらで紹介しているカードの作成を検討してみて下さいね。
審査の時間などを考えると、海外旅行には間に合わないかも知れない…。
そんな風に考える人もいるかも知れませんが、今回紹介したカードは、日本国内での決済でもおすすめ出来るものばかりなので、カードを作っておいて損をすることは無いでしょう。
特におすすめのカードを5種類紹介しましたが、その中でも一番おすすめできるのは楽天カードです!
楽天カードは、年会費がかからない上にポイント還元率も高く、貯まったポイントも使いやすいので非常におすすめ!
海外でApple Payを使う場合だけでなく、日本の通販サイトを利用する場合などにも活躍してくれるはずなので、まだ楽天カードを持っていない人はこちらから申し込みをしておきましょう。
Apple Payの海外での利用についてまとめ
Apple Payは海外でもそのまま使えますが、対応していないブランドや電子マネーもあるのでその点にはご注意下さい。
Apple Payでの決済は今後もどんどん広がっていくと思うので、この記事を参考に今から海外での決済にも慣れてしまいましょう!