
ApplePayでPASMO(パスモ)を使いたい人は多いと思いますが、結論から言うと、2019年7月時点ではApplePayはPASMOに対応していません…。
ApplePayがいつPASMOに対応するのか、iPhoneでPASMOを使う方法があるのかなどをそれぞれお伝えしていきますので、ぜひ参考にしていって下さいね!
目次
Apple PayはPASMO(パスモ)に対応していません…。
電子マネーの名称 | Apple Payへの対応状況 | 使われている通信規格 |
---|---|---|
PASMO(パスモ) | ![]() |
FeliCa |
Suica(スイカ) | ![]() |
FeliCa |
ICOCA(イコカ) | ![]() |
FeliCa |
Kitaca(キタカ) | ![]() |
FeliCa |
SUGOCA(スゴカ) | ![]() |
FeliCa |
まずは結論から言いますが、こちらの表を見れば分かる通り、Apple PayはPASMOに対応していません…。
PASMOだけでなく、ICOCA、Kitaca、SUGOCAなどもApple Payで使うことは出来ないのでご注意下さい。
2019年7月時点では、Apple Payに対応している交通系電子マネーはSuicaだけなのです。
これは、日本国内ではSuicaが圧倒的なシェアを誇っていることが原因であると考えられます。
単一のアプリケーション上にSuicaとPASMOを共存させることは技術的に難しいと言われており、PASMOや他の交通系電子マネーがApple Payで使えるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうです…。
現状Apple PayではSuica以外の交通系電子マネーは利用できませんが、この記事の後半ではiPhoneでPASMOを使う方法についてもお伝えしていきますね!
Apple PayのPASMO対応はいつ?定期券も利用できるモバイルPASMOに期待…!
Apple PayにPASMOがいつ対応するのかは明らかになっていません。
PASMOは複数の鉄道会社に対応しており、それぞれの会社によってポイントの還元率なども変わってきます。
そのため、技術面でクリアしなければならない障害が多数存在するのです。
また、鉄道会社によって資金力には大きな違いがあるので、Apple PayにPASMOを導入するとなると、資金面でも問題が発生することでしょう。
2017年にはスマホ向けのモバイルサービスとして『モバイルPASMO』が商標出願されましたが、こちらについてもいつ実用化されるのかは不明です。
モバイルPASMOが実用化されればスマホからPASMO定期券が利用できるようになるはずなので、今後の動きにしっかり注目しておきましょう!
どうしてもiPhoneでPASMOを使いたいならICカード収納ケースを!
どうしてもiPhoneでPASMOを使いたいなら、ICカード収納ケースを使いましょう。
iPhoneのケースにPASMOを格納することで、おサイフケータイのように手軽にPASMOを使うことが出来ます。
ただし、iPhoneからの磁気が読み取りを邪魔してしまう可能性があるので、『電波干渉防止シート』を使うことを忘れないようにして下さい。
『電波干渉防止シート』を使うことで、iPhoneのアプリではなく、PASMOが反応してくれるはずです。
『電波干渉防止シート』を使っていてもSuicaアプリが反応してしまうという場合には、アプリ内の『エクスプレスカード設置』をオフにしましょう。
以上の設定を行うことで、おサイフケータイのようにPASMOを使うことが出来るはずですよ!
Apple PayのPASMO対応についてまとめ
2019年7月時点ではApple PayでPASMOを使うことは出来ません。また、今後いつPASMOが使えるようになるかも分かりません…。
どうしてもPASMOを使わざるを得ない場合には、この記事で紹介した方法を活用して、改札でのストレスを少しでも減らすようにしましょう!