
その引き落とし用の口座を変更することは可能なのでしょうか?
結論から言ってしまうともちろん口座変更することは可能です!手続きをすればちゃんと変更ができます。
では口座変更はどのようにしたらいいのでしょうか?
今回この記事では、
- 口座変更が必要な状況って?
- 口座変更はどのようにしたらいい?
- 口座変更の注意点はある?
といった、クレジットカードの口座変更に関する情報を解説していきます!
目次
クレジットカードの口座変更の手続きはネット・郵送・店舗の3つの方法がある
変更方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
①ネット手続き | 最短数分で手続きが完了する | 対応していない銀行がある |
②郵送手続き | ほぼ全てのカード・銀行で手続き対応している | 口座変更が反映まで1ヶ月~2ヶ月掛かる |
③店舗手続き | 買い物のついでに手続きができる | 通帳・印鑑・本人確認書類など持参する必要がある |
クレジットカードの口座変更は、ネット手続き・郵送手続き・店舗での手続きの3つの方法があります。
上に人気があるクレジットカードの口座変更はどの方法が対応しているのかを表にしてみましたが、現在はネット手続きできるクレジットカードが大半です。
以下それぞれの方法について見ていきましょう!
【方法①】ネット手続き…素早くできておすすめ!
ネットが使えるのであれば、やはりネット手続きで口座変更してしまうのが一番おすすめです!
クレジットカードの会員サイトから口座変更手続きをするだけで、最短数分で手続き完了してしまうので時短になります。
また口座変更の反映も早いため、タイミングによっては手続きした月から変更後の口座での引き落としになったりと反映速度もウリ。
手続きはカード会社・銀行によって多少異なりますが、ここでは例として楽天カードでのネット手続きの手順をご紹介します!
会員サイトから口座の照会・変更を選択する
楽天カードの会員サイト「楽天e-NAVI」にログインして、「お客様情報の照会・変更」の項目から「お支払い口座の照会・変更」をタッチします。
変更先の口座の銀行を選び、銀行での手続き画面に入る

口座変更の情報が書かれているので、「インターネット」のタブを選んで下にスクロールします。

スクロールすると変更したい口座の銀行を選ぶ項目が出てくるので、選んでタッチします。

次の画面でも変更したい口座の銀行を選ぶ画面が出てくるので、選択しましょう。ここでは「ゆうちょ銀行」に口座変更することにしました。
銀行手続きの画面で口座情報を入力する

銀行手続きの画面に入りました。ネット手続きの場合はだいたいどの時間でも受け付けてくれますが、銀行によっては夜間など受付していない時間帯もあるので、確認の上で手続きしましょう。
「同意事項」ボタンを押して同意事項を読み、確認したら「同意する」ボタンをタッチして先に進みます。



記号(支店番号)・口座番号・本人確認の生年月日の入力を求められるので、それぞれ入力して「進む」をタッチします。
入力情報を確認して口座変更手続きをする

入力した口座情報の確認画面が出るので、正しければ「進む」ボタンをタッチします。

再度本人確認のために銀行口座に設定している暗証番号の入力を求められるので、入力して「進む」ボタンをタッチします。

最終確認の画面になるので、口座情報が正しければ「口座振替申込」ボタンをタッチすると手続きが完了します。
会員サイトに戻って手続き完了を確認する

手続きが終わると会員サイトに戻され、手続き完了の画面が表示されるので確認しましょう。
変更後の引き落とし口座・いつから変更後の口座で引き落とされるのかが表示されるので、しっかり確認すれば口座変更が無事終わります!
【方法②】郵送手続き…変更に1ヶ月以上掛かる
多くのクレジットカードは郵送での口座変更手続きに対応しています。
ネット手続きできない銀行口座の場合は、必然的にこの方法を取るしかありません。
郵送は手続きが完了・変更が反映されるまでに早くて1ヶ月、遅いと2ヶ月程度掛かってしまうため、すぐに変更したい場合は不向きです。
楽天カードでの郵送手続きを例に手順を解説するので、見ていきましょう!
会員サイトか専用番号から郵送手続きの申込用紙を請求する

まずは郵送手続きのための申込用紙を送ってもらう必要があります。
会員サイトから請求する場合は「お客様情報の照会・変更」の項目から「お支払い口座の照会・変更」をタッチして口座変更の画面に入りましょう。
電話での請求もできるので、その場合は「0120-30-6910(24時間対応)」に掛ければ自動音声で請求ができます。

郵送手続きの案内が表示されるので、「郵送でのお手続きはこちら」をタッチして請求画面に行きます。

申込用紙の送り先を自宅か勤務先(学校)かを選べるので、送ってほしい住所をチェックします。

確認画面が表示されるので、送り先が正しければ
をタッチして申込用紙を送ってもらいます。
申込用紙に必要事項を記入する
- 預金者の名前(フリガナ)
- 変更したい口座の支店コード・口座番号
- 変更したい口座に届け出ている銀行印
申込用紙が送られてきたら、上の情報を正確に記入した上で返送しましょう。
記入の際に間違える・銀行印が間違っているなどの場合は手続きがやり直しになるため、相当時間が掛かってしまいます。
特に届け出ている銀行印と違った印鑑を押してしまうことはよくあるミスなので、注意したほうがいいでしょう。
変更が反映されたかどうか会員サイトで確認する

郵送での口座変更手続きが終わると、メールアドレスに変更された連絡が来ます。
また会員サイトでも口座情報が変更されているので、ちゃんと変更後の口座になっているかどうか確認しましょう。
郵送手続きの場合はミスがない場合でも最長で2ヶ月程度の時間が掛かるため、引き落とし口座が切り替わるまでは変更前の口座で引き落としがされます。
【方法③】店舗での手続き…その場でできるが用意するものが多い
エポスカード(マルイ系)など店舗を持っている系列のクレジットカードは、店舗での手続きができます。
買い物ついでに手続きができ、口座変更の反映も早いです。
一般的な店舗での手続きの手順を解説するので、順番に見ていきましょう!
カード・通帳・印鑑を持参してサービスカウンターへ行く

店舗での手続きには、クレジットカード・変更したい口座の通帳・届け出印鑑の3つを持っていく必要があります。
それらを持参の上でクレジットカードのサービスカウンターに行って、口座変更したいと伝えましょう。
必要情報を申込用紙に記入する
- 預金者の名前(フリガナ)
- 変更したい口座の支店コード・口座番号
- 変更したい口座に届け出ている銀行印
店員さんに申込用紙をもらえるので、上にあげた必要事項を記入しましょう。
万一記入ミスがあった場合でも、変更手続きはその場で確認してもらえるのですぐに申込用紙を記入し直すことが可能です。
記入に間違いがなければ変更手続きを受理してもらいます。
変更が反映されたかどうか会員サイトで確認する

変更手続きが終わると、変更後の口座から引き落としされるのがいつからか伝えてもらえます。
また数日待って会員サイトを確認すれば、変更が反映されるのでそちらも確認しておきましょう。
これで店舗での口座変更手続きは完了です!
クレジットカードの口座変更で注意するべき3つのポイント!
上のリンクを押すとそれぞれの解説までジャンプできます。
クレジットカードの口座変更をする際は、支払い遅れにならないように慎重にしなければなりません。
そうそうないケースではありますが、口座変更による支払いトラブルも少なからずあるので、注意しておいたほうがいいでしょう。
上に注意点を3つあげたので、順番に見ていきますね!
変更に必要な情報を正確に入力する
口座変更の際に求められる口座情報を、しっかり正確に入力するようにしましょう。
手続き時に間違いがある場合、手続きはまたやり直しになってしまいます。
ただ現在ではネットバンク経由での手続きが一般的になっているので、入力情報を間違えることはかなり少なくなりました。
ミスが起きやすいのは主に郵送や店舗での手続きです。
口座変更がいつから適用されるのか確認しておく
引き落とし口座の変更をする場合、変更はいつから適用されるのかはしっかり確認しておきましょう。
例えば楽天カードの場合、ネット手続きだと最短数分で適用されますが、郵送の場合は適用に1ヶ月~2ヶ月掛かる場合もあります。
「口座変更したから変更先にお金さえ入れておけば大丈夫」と油断していると、変更の適用が翌月以降だったために支払い滞納扱いにされた…なんてお話もありますからね。
変更先の口座でちゃんと引き落とされるか確認する
変更が適用されるタイミングを確認した場合でも、変更後最初の引き落としの際にちゃんと引き落としされたかどうかは確認したほうがいいでしょう。
変更手続きが引き落としの直前だったためにうまく変更されなかった…なんて可能性もあります。
変更後最初の1回目がちゃんと引き落としされたら翌月以降もちゃんと反映されているので、とりあえず最初だけ確認しておくと安心ですね。
万一引き落としがされていない場合、すぐにカード会社に連絡して対処しましょう。
クレジットカードの口座変更まとめ
- 口座変更は基本的にできる
- 支払いに支障が出ない場合は無理に口座変更しなくてよい
- 口座変更はネットバンクでの手続きが楽&速い
- 口座変更をしたらいつから新口座で引き落としされるのか確認する
- 万一口座変更に失敗していたらすぐに連絡・対処をする
ここまでクレジットカードの口座変更について見てきましたが、いかがだったでしょうか?
口座変更は支払いを1つの口座にまとめたい・転居先でATMが少ないなどの場合に必要になることが多いです。
近年ではネットバンク・コンビニATMも広く普及したので、以前ほど生活環境の変化による口座変更は必要なくなった面もありますが、利便性・手数料など考えるとやはり住んでいる地域で銀行口座を扱いやすい状態にしておきたいですよね。
手続きはネットバンク上・郵送・クレジットカード発行会社の窓口で可能ですが、ネットが使えるならネットバンク上で済ませてしまうのが一番手っ取り早いです!
口座変更をしたらいつから新口座で引き落としになるのか、ちゃんと引き落とされたかを確認するようにしましょう。