
お店やネットでの会計で、いざカードを使おうと思ったら、「使えない・・・」となったことはありませんか?
場合によっては、何で使えないのかよく分からないということもあるかと思います。
そこで、今回の記事では、クレジットカードが使えない時の7つの原因とそれぞれの対処方法についてくわしく解説していきます!
クレジットカードが使えなくて困っているという方には参考になると思いますので、ぜひご覧になってくださいね。
クレジットカードが使えない時に確認すべき7つの原因
原因 | 使用場面 |
---|---|
①:お店がクレジットカード払い不可・非対応のカードがある | 店舗・ネット |
②:クレジットカードの情報やパスワードの入力が間違っている | ネット |
③:クレジットカードが破損している | 店舗 |
④:クレジットカードの利用限度額を超えてしまう | 店舗・ネット |
⑤:カードの有効期限が切れ、新しいカードに切り替わっている | 店舗・ネット |
⑥:カード払いの支払いが遅延している | 店舗・ネット |
⑦:不正利用防止のためカード会社に利用を止められている | 店舗・ネット |
「クレジットカードが使えない・・・。」という場合、上記のような7つの原因があります。
どの原因に当てはまるか確認して頂き、それぞれの対処方法についてお伝えしていきます。
①:お店がクレジットカード払い不可・非対応のカードがある 《店舗・ネット》
- 現金や電子マネーなどの他の方法で支払う
- カード払いができる他のお店で購入する
- 対応しているカードで支払う(カード払い可で非対応カードだった場合)
カードで決済されたお店は、カード会社に利用手数料を支払う必要があります。なので、カード払いができないというお店も一部あります。
また、カード払いに対応していても、「VISA」「Mastercard」「JCB」「American EXpress」など、どの国際ブランドに加盟しているお店かで使用できるカードに制限も出てきます。
店頭やネット決済では、クレジットカード払いができるか、どの国際ブランドのカードに対応しているかは、掲示や表記がされていますので、支払い前に確認するようにしましょう。
カード払い不可であれば、現金や電子マネーなど他の方法で支払うか、カード払いができる他のお店で購入するということになります。
国際ブランドが違う場合は、お店が加盟しているブランドの別のカードで支払うなどの方法があります。
②:クレジットカードの情報やパスワードの入力が間違っている 《ネット》
カードに記載されているカード番号・セキュリティコード・名義やパスワードを正しく入力する
クレジットカードの表面には「カード番号」「有効期限」「名義」、裏面には「セキュリティコード」などのカード情報が記載されています。
ネットでカード決済する際には、これらのカード情報を入力し、本人認証を行って支払いが実行されます。
ですので、入力情報に間違いがあるとカードが使えないということが起こります。
エラーになる場合は、間違いがないか確認し、間違いを訂正すれば使用可能になります。
実店舗ではカード情報確認後に自分でパスワードを入力します。パスワード忘れに注意しましょう。
③:クレジットカードが破損している 《店舗》
- カード会社に連絡して新しいカードを再発行してもらう
- カード情報の入力だけで済むネットで購入する
クレジットカードのカード情報は、表裏面に記載されている以外に「磁気ストライプ」や「ICチップ」にも埋め込まれています。
実店舗でのカード払いでは、これらの磁気ストライプやICチップを読み取り機に通して決済情報を確認しています。
カードが破損して磁気ストライプやICチップにダメージがあると、情報が読み取れずカードが使えなくなってしまうんですね。
カードが破損して情報が読み取れなくなっている場合には、カードを再発行をするか、情報の入力で済むネット購入で対処しましょう。
④:カードに設定されている利用限度額を超えてしまう 《店舗・ネット》
- カード会社に利用限度額の増枠を申し込む
- 限度額の残高がある別のカードで支払う
- 支払いが終わり限度額がリセットされた後に利用する
クレジットカードには利用限度額が設定されています。なので、限度額を超えるようなカード決済はすることができません。
例えば、利用限度額が30万円に設定されていて、すでに25万円分利用しているところで、さらに5万円を超える商品をカード払いしたくても、カードは使えないということになります。
このような場合には、利用限度額を増枠して対処することができます。カード会社に申請し、審査で承認されると増枠されます。
ただし、増枠までに日数が掛かる場合があります。
また、利用限度額の残高に余裕のある別のカードを利用したり、貯まった利用額分が支払われて限度額がリセットされた後に利用するなどの対処も可能です。
⑤:カードの有効期限が切れ、新しいカードに切り替わっている 《店舗・ネット》
有効期限が切れていない新しいカードを使用する
クレジットカードには、損傷したカードの使用防止、防犯対策、カード所有資格の再審査などのために、有効期限が設定されています。
有効期限は3年~5年のものが多く、期限が切れると当然カードは使えません!
ふつう、期限が切れる前に新しいカードが発行会社から郵送されています。
新しいカードは届いたら、すぐ使えるようになっているので、届きしだい切り替えたほうが期限切れにならず安心です。
⑥:カード払いの支払いが遅延している 《店舗・ネット》
- カード会社に連絡し、引き落とせなかった代金を支払う銀行口座を教えてもらう
- 指定の口座に代金を支払う
- 利用停止が解除され、カードが使えるようになるのを待つ
クレジットカード利用代金の支払日に口座残高が不足していると、引き落としができません。引き落としができないとその時点でカードは使えなくなります。
カード払いは名義の人の信用を元に、後払いで買い物をしています。支払いが遅延するのは、借金をして返さないようなものなので、カードの利用停止は当然の結果と言えます。
引き落としができないと、遅延損害金も支払う必要がありますし、信用情報機関にも遅延の事実が登録されてしまいます。
金融機関から借入したい場合や新しくカードを発行する際に、非常に不利になるので遅延は絶対に避けましょう。
⑦:不正利用防止のためカード会社に利用を止められている 《店舗・ネット》
- カード会社に利用停止を解除してもらう
- 新しいカードを発行してもらう
クレジットカードには、不審・不正なカード利用をチェックする「不正使用検知システム」が導入されている場合があります。
この検知システムに引っ掛かると自動で利用が保留の状態となり、カードは使えなくなります。
例えば、
- 使用された時間帯や店舗、金額が普段と大きく異なる
- 不正利用が多い店舗で使われようとしている
- 海外で高額利用されようとしている
など、過去の不正利用の事例と近かったり、本人以外の利用の疑いがあると判断された時に制限が掛かります。
制限が掛かってしまった時には、カード会社から電話やメールで確認が入ります。本人利用などで問題なければ、解除を依頼してすぐに利用が再開できます。
逆に覚えがなければ、カード情報の漏洩などで不正利用されそうになっています。この場合は、安全に利用するためにも新しいカードを再発行してもらうことをおすすめします。
気付く前にカード会社から電話がきてビックリしました!
数十万も使われそうになっており、即、新しいカードに切り替えました。
こんな時はクレジットカードは使えない?よくある質問(FAQ)
こんな時はクレジットカードは使える?使えない?という疑問を持つ方が多い事例をピックアップしてご紹介していきます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のチケット購入はクレジットカードが使えないの?
しかし、過去に他人のカードでUSJのチケットを購入しようとする不正利用が多く発生し、検知システムに引っ掛かる場合があります。
その時はカード会社に連絡し、利用停止を解除してもらって下さい。
定期券の購入にカード払いは使えない?
※一部の交通機関では利用できない場合もあるのでご注意ください。
日本で発行したカードは海外では使えない?
海外では、JCBの加盟店は少ないのでVISAやMastercardのカードを持って行った方が便利です。
クレジットカードが使えなくなる原因と対処方法のまとめ
- お店がカード非対応⇒他の方法で支払う
- カード情報の入力ミス⇒正しい情報を入力する
- カードの破損⇒新しいカードを再発行する
- 利用限度額オーバー⇒限度額の増枠
- 有効期限切れ⇒新しいカードに切り替える
- 支払い遅延⇒未払い代金を振り込む
- 不正利用防止で制限⇒カード会社にロックを解除してもらう
今回、クレジットカードが使えなくなる7つの原因とそれぞれの対処方法についてお伝えしてきました。
一口にカードが使えないと言っても原因は様々で、対処方法も簡単に解消できるものから、カード会社に連絡して振込が必要なものなど、それぞれ異なっていました。
特に、クレジットカード払いでの買い物の支払いが遅延すると、再開手続きも大変ですし、自分の信用情報に大きなキズを残すので、絶対にしないようにしましょう。