
毎年送られてくる税金の支払い用紙が来ると「税金の支払いをするときにポイントがついたりしないのかな?」なんて考えたことがあるかもしれませんね。
イオングループなどでお買い物に使えるwaonですが、税金の種類によってはwaonで支払いが可能で、現金で支払うよりもお得になることがあります!
この記事ではwaonで税金を支払う方法について、
- どうやってwaonで税金を支払うの?
- ポイントゲットできるやり方ってどうやるの?
- waonで税金を支払うメリット、デメリット
これらについてご紹介しますね。参考になれば幸いです!
、
目次
waonで税金を支払いするのはのはコンビニ「ミニストップ」で!上限5万円までOK!
まず電子マネーwaonで支払うことができる税金は、上のような用紙で支払う「収納代行」というサービスが使えるものです。
例えば車を持っている人なら毎年税金を支払うように郵送されてきたりしますよね。
waonで支払える税金は主に地方税が対象で、以下のようなものがあります。
- 固定資産税
- 自動車税
- 軽自動車税
- 市民税
- 県民税
- 不動産取得税
- 事業所税
ちなみに消費税や所得税、相続税などの国税と区分されているものは以前はwaonなどの電子マネーで支払うことができたようなのですが、現在は電子マネーでの支払いはできなくなっています。
支払いはコンビニのミニストップで!ローソンやファミマでは税金が支払えないので注意!
1つ目のポイントは、waonでの税金の支払いはコンビニの「ミニストップ」で可能、ということです。
電子マネーwaonが使えるコンビニは他にもローソンやファミリーマートがありますが、使えるのはあくまでも商品を購入するときだけ。
ミニストップはイオングループ傘下のコンビニなので、特別な立ち位置ということになりますね。
waonで支払いができる税金の上限は5万円!5万円以上は現金で追加支払い可能
つぎに押さえておきたいポイントは、waonで支払える税金の上限は5万円ということです。
一般的にコンビニで支払える収納代行を利用した税金は1回の上限が30万円ですが、1枚のwaonカードにチャージできる金額の上限は5万円でかつ1度に複数のwaonカードは使うことができません。
この上限5万円というのは税金に限らずwaonで支払いをするときで共通で、公式サイトでも以下のように記載されています。

会社勤めをしている人なら、主に収納代行サービスで支払うのは自動車税・軽自動車税・固定資産税などになるかと思います。
自動車税・軽自動車税の場合は排気量2500cc以上の大きな車に乗っていなければ年間で5万円以下なので、問題なくwaonでの支払いが可能。
固定資産税の場合は年間で5万円を超えることが多いかと思いますが、4分割で支払うことができるので分割後が5万円以下であればこちらもwaonで支払うことができます。
waonカードで税金を支払ってもポイントは貯まらない!
3つ目は、「waonカードで税金を支払ってもポイントは貯まらない」ということ。
waonはミニストップで収納代行での税金支払自体には対応していますが、ポイントが加算されるのはあくまでもお買い物のときのみで税金の支払いではポイントがつかないんです…。
ですがwaonカードの種類によっては、間接的にですがポイントをゲットすることもできます。その方法については次から見ていきますね!
税金をwaonで支払ってポイントを貯めるなら、waonの機能がついた一体型のもので支払うとポイントが還元される!
カードの種類 | チャージ時のポイント付加 | 還元率 |
---|---|---|
イオンカードセレクト | ![]() オートチャージ時のみ |
0.5% (200円ごとに1ポイント) |
イオン銀行キャッシュ+デビット | ![]() オートチャージ時のみ |
0.5% (200円ごとに1ポイント) |
JMB WAONカード | ![]() |
0.5% (JALのサービス利用で更に+0.5%) |
イオンカードセレクト以外のクレジットカード | ![]() |
![]() |
電子マネーwaonカード | ![]() |
![]() |
こちらではwaonで税金を支払う際に間接的にポイントをゲットできる方法について見ていきますね。
結論から言ってしまうと、waonをチャージするときにポイントが付くカードを使って税金を支払うのがお得です!
本来waonをチャージするときにはポイントが付かず、あくまでもお買い物などの利用時に付くというのが一般的なwaonカード。
しかし上の表にあるように一部のカード、イオンカードセレクト・イオン銀行キャッシュ+デビット・JMB WAONカードはチャージ時にもポイントが付くので、これらのカードを活用することで間接的にポイントが貯められます。
チャージでポイントが貯まるお得なカードについてはこのあと見ていきますが、先におすすめのカードをご紹介しておきますね。
おすすめはイオンカードセレクトです!
年会費無料で持つことができるクレジットカードで、イオン系列のお店で買い物する際に割引を受けられたりとイオンユーザーにとっては持っておいて損なしのカードになっています。
waonのチャージでポイントが貯まるカード一覧をまとめました!
カード名 | カードブランド | 年会費 | ポイントの種類 | 還元率 |
---|---|---|---|---|
イオンカードセレクト![]() ディズニー ![]() G.G ![]() |
JCB VISA MasterCard (ディズニーデザインはJCBのみ) |
無料 | waon point | 0.5% |
イオン銀行キャッシュ+デビット![]() |
– | 無料 | waon point | 0.5% |
JMB WAONカード![]() |
JCB VISA MasterCard |
JALカードの年会費2,160円 (JALカードショッピングマイル・プレミアム利用なら+3,240円) |
マイル | 0.5% (JALカードショッピングマイル・プレミアム利用なら1.0%) |
waonはクレジットカードや電子マネーwaonカードなど対応しているものが50種類以上存在しますが、チャージ時にポイントが貯まるのは上の3種類のカードです。
それぞれポイントが付くチャージ方法や付くポイントの種類が違うので、それぞれ詳細を見ていきますね。
イオンカードセレクト…オートチャージで0.5%のwaonポイントゲット!
まずはオートチャージでwaon pointがゲットできるものクレジットカードからご紹介!イオンカードセレクトが該当します。
waonのチャージ時は普通はオートチャージでもポイントは付かないのが普通なんですが、イオンカードセレクトは引き落とし口座の指定がイオン銀行に限定されているカードで、その分優遇されているという感じですね。
具体的にどのようなクレジットカードなのかというと、
- 電子マネーwaon、クレジットカード、イオン銀行キャッシュカードの3つの機能が一つになったもの
- デザインは通常デザイン、ディズニー、55歳以上の人が持てるG.Gデザイン
- イオン銀行口座からwaonへのオートチャージ対応
このように4つの機能が1枚のクレジットカードに収まっていて、WAONへのオートチャージ200円につき1waon point、つまり0.5%ポイント還元を受けることができます。
ちなみにオートチャージはあらかじめ設定しなければならないので、こちらで解説しておきますね!
- イオンなどに設置されているWAONステーションに行く
- WAONステーションにWAONカードを置く
- メニューボタンをタッチ
- 各種設定・変更ボタンをタッチ
- オートチャージ設定・変更ボタンをタッチ
- 金額設定ボタンをタッチ
- チャージ条件金額を入力
- 条件を入力してOKなら「はい」ボタンをタッチ
- WAONへのオートチャージ設定完了!
イオン銀行キャッシュ+デビット…オートチャージで0.5%のwaonポイントゲット!
オートチャージでポイントが付くカードはもう1つ、イオン銀行キャッシュ+デビットが該当します。
デビットカードなので支払いと同時に銀行口座から使った分のお金が引き落とされますが、イオンカードセレクトと同じく引き落とし口座はイオン銀行の口座限定。
カードの機能としては、
- 電子マネーwaon、デビットカード、イオン銀行キャッシュカードの3つの機能が1つになったもの
- イオン銀行口座からwaonへのオートチャージ対応
このように3つの機能が一体型になっていて、WAONへのオートチャージ200円につき1waon point、つまり0.5%ポイント還元を受けることができます!
オートチャージはイオンカードセレクトと同じく設定をしなければならないので、繰り返しになりますが折りたたみでWAONオートチャージの設定方法を置いておきますね。
- イオンなどに設置されているWAONステーションに行く
- WAONステーションにWAONカードを置く
- メニューボタンをタッチ
- 各種設定・変更ボタンをタッチ
- オートチャージ設定・変更ボタンをタッチ
- 金額設定ボタンをタッチ
- チャージ条件金額を入力
- 条件を入力してOKなら「はい」ボタンをタッチ
- WAONへのオートチャージ設定完了!
JMB WAONカード…チャージで0.5%のマイルゲット!
次にwaon pointじゃなくてマイルをゲットできる方法をご紹介。これはJMB WAONカードが対応しています!
JMB WAONカードは航空会社のJALがイオンと提携しているwaonカードで、JMBというのは「JALマイレージバンク」というJALのサービスです。
厳密には特定のクレジットカードとリンクさせて使う必要があるので、
- JALカード…JCB、VISA、MasterCard
- JALカードTOKYU POINT ClubQ…JCB、VISA、MasterCard
waonのチャージ時にマイルが貯まるクレジットチャージに対応しているのは上の2種類。200円のチャージで1マイル、つまり0.5%還元してくれます。どちらも年会費が2,160円掛かるので、メインで使うクレジットカードにする必要はありますね。
また還元率をもっと上げる方法として、「JALカードショッピングマイル・プレミアム」というJALのサービスを併用する手も!このサービスを利用すると、100円のチャージで1マイル、つまり1%還元にすることができます。
このサービスはJALカード自体の年会費+3,260円の年会費で使えるサービスなので、お得に使えるかどうかはカードの利用状況によりますね。
waonで税金を支払うときの2つのデメリットと3つのメリット!
デメリット |
|
メリット |
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ここまでwaonで税金を支払う方法や、お得な支払い方について見てきましたが、それを踏まえてwaonで税金を支払いする際のメリット・デメリットについて見ていきますね!
まずデメリットについてですが、waonで支払える上限金額・ミニストップ店舗数の少なさが挙げられます。
下の表は同じく税金が支払える電子マネーとして比較されやすい「nanaco」との比較ですが、
電子マネー | 店舗 | 店舗数(2019年5月) | 上限 |
---|---|---|---|
waon![]() |
ミニストップ | 2,183店舗 | 5万円 |
nanaco![]() |
セブンイレブン | 20,925店舗 | 25万円 (1枚5万円、5枚まで同時使用可) |
waonとnanacoを比較すると、一番大きいのは店舗数ですね…。waon対応のミニストップと比べるとnanaco対応のセブンイレブンのほうが約10倍店舗があります。
その他ミニストップの場合は地域差も大きく、

このように太平洋側、主に関東圏に店舗が集中しています。
逆にメリットとなるのは、やはり税金の支払いでポイントが貯められる部分が大きいです!

一般的に税金の支払いにはポイントが付かないことがほとんどなので、ポイントゲットができる方法は魅力的!
ただ還元率という点では、上で見てきたようにオートチャージ利用・JALカード利用どちらも基本は0.5%なので、もしwaonで支払える5万円いっぱいまで利用したとしてもゲットできるのは1回につき250ポイント分となります。
0.5%のためにいろいろ手間をかけるのが面倒だなぁ…と感じる人にはwaonでの税金支払いはあまりおすすめできないかもしれません。
それらメリット・デメリット踏まえ、waonで税金を支払うのがおすすめな人は、
- 普段からイオン系列のお店を利用している人
- イオンカードセレクトなどのチャージでポイントが貯まるカードを持っている人
- 行きやすい場所にミニストップがある人
- コツコツポイントを貯めるのが好きな人
このような感じですね。
waonでお得に税金を支払う方法・注意点のまとめ!
ここまでwaonで税金を支払うための方法・よりお得に支払う方法・注意点など見てきましたが、いかがだったでしょうか?
waonで税金を支払うのは決して大きな還元率でポイントが貯められるわけではありませんが、税金の支払いでポイントが貯められる方法はあまりないので貴重です!
最後にまとめをしておくと、
- 支払いは全国のコンビニ「ミニストップ」でできる
- waonで支払いができる税金の上限は1回5万円
- イオンカードセレクト・イオン銀行キャッシュ+デビット・JMB WAONカードを使うことで間接的にポイントゲットできる
- ミニストップがないところもあるので利用しやすい場所にあるかどうかをチェック
とこのような感じになります。
普段イオンで買い物をしている、近所にミニストップがある、という人はwaonで税金を支払う方法をぜひやってみてくださいね!